ひっぱるひっぱる!!! あなたの愛犬はどのタイプ?

2019年8月3日

犬の問題行動の相談内容は様々あります。中でも多いのは【引っ張り】です。それぞれの性格によって、どのようにリードを持てば落ち着いて歩くことが出来るのかが違います。同じような傾向をもった犬をタイプ別にしてみました。

犬 しつけ トレーニング

🐶元気いっぱい!自信満々!楽天的タイプ

🐶とにかく興奮!大人になっても仔犬タイプ

🐶犬が大っきらい!こっちにくるな!攻撃的タイプ

🐶犬!人!大きい音にびっくり!怖がりさんタイプ

楽天的タイプ≫は陽気な性格で、人も犬も散歩も大好き☆目がキラキラしていて、自分に自信がある子たちです。『飼い主さんの言う事聞かなきゃいけないのはわかっているけど、それより走りたいんだもん。走っちゃえ~♪』という感じです。楽天的タイプの子たちにはしっかり横につく時間、おもいっきり遊ぶ時間をきっちりと分けて、それを分かりやすく伝えてあげることが大切です。このタイプの子たちはいつでも遊べるチャンスをうかがっています。横につく、犬にとっての仕事となる時間は毅然とした態度をとり、犬の集中がきれないように注意する必要があります。この子たちはがっつり怒ってもへっちゃらで、人を嫌いになったりはしません。今はひっぱってはいけないのだと、しっかり犬に伝えてあげましょう。このタイプの犬たちは一度理解が出来ると驚くほど上手に歩いてくれます。

仔犬タイプ≫の性格はとにかく興奮度が高い。放っておくといつまでもはしゃいでいて、落ち着く事を知らないかのようです。このタイプの犬たちには興奮している時にはまったく声が届きません。その場で落ち着くのを待っていても刺激があるたびに興奮していつまでたっても進めない・・・この子たちに有効なのは、リードを短めにもって同じペースでひたすら歩く事です。犬がひっぱっても、立ち止まっても、回転しても、犬に構わず黙って歩き続けます。はじめは吠えたり、とびついたりと大興奮していますがしばらくすると一定のペースで一緒に並んで歩けるようになります。楽天的タイプの子たちはいけないのを分かっていて引っ張っていますが、このタイプの子たちの引っ張りには悪気はありません。人が落ち着いた態度で、同じペースを保って歩いていれば仔犬タイプの子たちも次第に冷静になり、落ち着いて歩くことが出来るようになります。

攻撃的タイプ≫の子にはまず犬への社会化が必要です。飼い主さんやテリトリーから離れて、ドッグキャンプなどに参加し、24時間他犬に囲まれて生活し、犬が側にいることに慣れてもらいます。そしてスワレなどのコマンドをしっかりと教えます。 ・犬が側にいても冷静でいられる ・すぐに指示を聞く事が出来る この2つが出来るようになってから散歩で犬をみてもひっぱらない練習にはいります。犬が見えたらすぐにすわらせ、とびかかりそうになったら厳しく制止します。 リードのコントロールが難しいのでしっかり飼い主さんが練習する必要があります。

怖がりさんタイプ≫の子たちにとってリードがついた散歩は恐怖です。自分が恐怖を感じている物がどんどん近づいてくるのにリードがついていて逃げられない・・・そして身をよじって首輪をとろうと試みたり、突発的にひっぱってみたり。この子たちには時間が必要です。出来るだけ刺激が少ない場所からお散歩をはじめて、自信がつくまでのんびり付きあってあげてください。ある日しっぽがあがって楽しそうに歩いてくれる日がくるはずです🐇💙

犬 しつけ トレーニング

あなたの愛犬はどのタイプでしたか?その子にあったリードの持ち方をして、人も犬もリラックスできる楽しいお散歩を目指しましょう🐾🐕🐩🐾