犬には、犬種によって様々な特徴があります。その犬の特徴を才能として伸ばすか、問題行動にしてしまうのかは飼い主さん次第。
『特性が強い=問題行動がでやすい』とも言えるでしょう。
例えばビーグルの特徴をあげると、
○嗅覚が優れ検疫探知犬として優秀
○他の犬と打ち解けるのがはやく集団で狩りをするのが得意
○素直でリーダーに従順
○穏やかで忍耐力がある
○遊びや探検が大好き、子供の相手も喜んでする
○社交性が高い、攻撃性が低い
○食欲旺盛、健康、病気知らず
どんな犬でもその犬に合わせて才能を発揮できるような良い環境を与えてあげればどんどん能力が高まり素晴らしいパートナーとなります。ビーグルであれば臭気選別のゲームや飛び跳ねる事が出来るようなスポーツを共に行えば仲間として最高に楽しめる事でしょう。
しかし!とてもやんちゃで留守番が苦手なビーグルを、ほとんど家で過ごすような環境におくとたちまち問題犬が出来上がります。遠吠え、ひっぱり、イタズラ、分離不安、拾い食い、臆病、肥満・・・
犬の性格は飼育環境で大きく変わります。まず愛犬の特徴、特性を知って、どのような過ごし方が愛犬にとって好ましいのかを考えてあげましょう。
犬を可愛がるだけのペットとして扱えば犬の魅力が失われてしまいます。
犬という生き物は本来、人が支配できるほど弱い生き物ではありません。
犬が本気で牙をむけば丸腰の人間は太刀打ちできません。
力を持っている彼らが自らの意思で私たち人間に寄り添ってくれている事、忘れてはいけませんね。
全ての犬が、持ち合わせている能力を最大限に発揮できることは本当に素晴らしい事です。
人が問題だと思う行動は犬の言葉なき訴えなのかもしれません🐖🐑🐘🌳🌳
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