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犬が咬む理由とその対処法

一言で『咬みつき』の問題行動といっても、犬が咬みつく原因は様々です。

犬が咬む理由によって当然リハビリの仕方が変わってきます。

恐怖心

怖がりの犬は体を小さくしたり、しっぽを下げたり、ふるえたりして『それ以上近付かないでほしい』というのを懸命に相手に伝えています。それでもなお相手が触れてこようとした時、自分自身を守るために咬みつこうとします。怖がりな犬の咬みつきは難しく、犬と慎重に接していかなければなりません。まずはじっくり時間をかけて社会化をしていく必要があります。

条件反射

体に触られる事に慣れてない犬は、足先やしっぽ・マズルなど触れて欲しくない部分に急に触ってしまうと、条件反射的に咬みついてしまう事があります。私もそうですが急に触られると驚きます、見知らぬ犬にはいきなり触らないようにしましょう。

攻撃性

未去勢のオスなどに特に多いケースです。気に入らない物事に対して攻撃で回避しようとします。飼い主が犬をコントロールできていない場合に起こります。犬はわざと咬んでいるのできっちりリーダーシップをとれば咬む事はなくなります。

守り行動

人にとってはたいしたものではなくても、犬は気に入った物に対してものすごい執着心をみせます。唸り声をあげ、物に触ろうとすると本気で咬みついてきます。その対象は、フード・おもちゃ・クレート・食器・人、などなど。人の場合は執着しないよう冷静な態度を、物であれば人が近くに行っても平気になるよう練習・またはそのもの自体を渡さないようにするなどの対応が必要です。

甘噛み

犬がじゃれて手や足をくわえるのは、ただ面白いから遊んでいるのでそれ自体は悪い事ではありません。飼い主さんが嫌なのであれば止めればいいですし、気にしないのであれば遊んであげるといいとおもいます。 ただ、犬にとって噛む事は楽しい事なので人に対する甘噛みをNGとするならば犬同士で遊べるようにしてあげる、またはカミカミできるおもちゃをあたえてあげましょう。

咬み、吠え、ひっぱりなどの問題行動はそれぞれの犬で理由も対処法も違います。

『吠えや咬みつきはどれくらいでなおりますか』とよく聞かれますが、犬を見てみないと分からないというのが正直なところです。

まずはよく犬を観察して原因を探ってみましょう🐶🐶🐶





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