犬は人の感情によく反応する事で知られています。犬は感情の変化をにおいで感じ取ることができるのです。
人が喜んだり、怒ったり、悲しんだりすると血液中のアドレナリンの量が急激に増加し、体臭に変化をもたらします。
恐怖心や不安感は特に犬に伝わりやすいです。
犬をハンドリングする時、爪を切る時、犬がうなってこちらに攻撃を仕掛けようとしている時、人間が怖がっているのを感じると犬は全く言う事を聞かなくなります。
いくら外見だけ平静さを装っても犬には見抜かれてしまうということですね。
犬の行動に対していつも不安を抱えている飼い主さんは、犬と共にすごす時間はいつも負の感情のにおいを放出していることになります。
犬はその空気を取り込み、どんどん不安の波にのまれていき、ストレスが溜まります。
問題行動などで犬への対応にいつも不安を抱えている飼い主さんは、一度犬と離れて愛犬にポジティブな空気を吸わせてあげた方がいいかもしれません。
においで生きる犬にとって、嬉しい、楽しい空気で包まれている場所ほど幸せな空間はないでしょう。
もちろん、怒るときは別です。 『出して!出して!』と吠え続ける犬に対しては、本気で『吠えてはいけない』と伝えなければいけません。
その本気度が犬に伝われば吠えを抑える事が出来ます。怒る時も人の精神状態が大きく関わっています。
犬と接するときは表面的な動きだけではなく、精神的な部分も意識しなければなりません。
犬に好かれるためには、まずは自分の精神を鍛える事からはじまるのかもしれません。
これから犬と接するときは自分の精神状態が大きく関わっている事を意識してみてください。
興奮ぎみの犬に対しては、先ずは深呼吸をして、自分の精神を穏やかに保つように心がけましょう🐾🐺🐾
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