インターホンがなったら『ワンワンワン!!!』
ご飯やお散歩の前は大興奮しながら走ったりとびついたり…
愛犬に『イケナイ!!』と叱る前に必要な事。
それは、【犬にどういう行動をして欲しいのか】を伝えるという事です。
ただ叱られて、犬にしてみればどうすれば良いのかがさっぱりわからないという人は嫌われて余計に言うことを聞いてもらえなくなります。
逆に叱っても何をして欲しいのかがしっかり伝われば犬は信頼感を持って私たちの側にいてくれるようになります。
吠えてはいけない、とびついてはいけないというならば、
ではいったい『どのような行動をとれば良いのか』をまず犬に伝えておかなければ、犬もどうすればいいのか分からなくなってしまいます。
答えがない状態で叱られても、自分の行動の何がいけなかったのかもよくわからないのではないでしょうか。
私たちが望むのは犬に『落ち着いて欲しい』です。 落ち着いている時間を増やすために、日常の中で犬が好ましい行動をしている時に褒めてあげてください。
身体的にいえば動き回っていない、おすわりやフセをしている時です。精神的には興奮していないリラックスをしている状態の時です。
いつも犬がリラックスしている時にゆっくりゆっくり褒めてあげましょう。
叱る前にはまず、【落ち着いている状態】が好ましいという事を伝えてあげる。
さらにその前にも必要な事があります。
それは犬の自尊心を育てる事です。
怖がりや社会化不足、過度な依存、自分に自信がない犬や恐怖心を抱いている犬には犬の行動に対して叱るというのは効果がないうえに悪化させてしまうことが多いのです。
まず毎日小さな行動を褒めてあげる習慣を作りましょう。飼い主さんに褒められて喜ばない犬はいません。
甘やかしてただ可愛がるのではなくて、適切な行動に対してきちんと認めてあげる、その行動を強化してあげるのです。
そうすると、どうすれば飼い主さんが喜んでくれるのかを観察し、考え、工夫して行動できるような犬になります。
また、飼い主さんに対して依存ではなく、自分を守ってくれる頼もしい存在だと感じてもらえるように一貫性のある行動をとるようにしましょう。
犬を叱るといっても効果を発揮させるためには様々な条件が必要となってきます。
その犬は叱ってもいい子なのか、叱るよりも先にやるべき事はないか。
しっかり見極めたうえで犬と接していかなければいけませんね☺❤🐶
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