スワレやフセ、マテなどのコマンドを教える時には沢山のポイントがあります。1つ前のブログでご紹介したのは、『とにかくイヌに分かりやすくする』ということ。コマンドの指示は短く、ハッキリ、少しだけ大きめな声で言う。また、動作も出来るかぎりシンプルにすることです。
犬にコマンドを教える時のポイントはまだまだあります。
今回は【得意分野から伸ばしていこう】というお話です。私が仔犬にコマンドを教える時はいつも、犬たちにやる気があって、とても楽しそうにしています。私たちでも、何事も嫌々やらされているより、楽しく学んだ方がずっと覚えが早いものです。
ポイントは【犬に教える課題はその犬のレベルや興味にあったものを選ぶ】ということです。
犬にはその犬種ごと、個体ごとによって興味や関心の対象物が違いますし、能力も違う、得意不得意もあるでしょう。どんな犬でもこの順序でコマンドを教えていかなければならない!ということはありません。その犬が最も興味を示す、得意なことから伸ばしていけばいいのです。
のんびりやさんにはいつも自分からすすんでしているフセから教えても良いでしょう。
元気いっぱいで動き回る犬にはジャンプを、ラブラドールにはキャッチやレトリーブが最高ですね。
犬が自然にしている行動に毎回コマンドをつけて、行動の名前を犬が理解できるまで繰り返します。
はじめはとにかく自信を持たせ、『人が何か言葉を発したことには意味がある。』『いつでも人に注意を払ってるといい事がある』と思ってもらう事が大事です。
言葉を注意深く聞いて行動すると、褒めてもらえたり、ご褒美がもらえる、楽しい、嬉しい!という意識が出てきてからもっと新しいコマンドへつなげていければいいですね🐐🐐💡💡
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