コマンドを教えるためのコツシリーズ😺
1つ目が“コマンドは短く・簡潔に・犬にわかりやすくする事”
犬にワクワクした瞳で見つめられたい人へ
犬はなんといってもわかりやすい人が大好きです。犬にコマンドを教えるにはいくつかのテクニックが必要です。うまくやればほとんどの仔犬は5分足らずで落ち着いてすわる...
2つ目が“犬が得意な行動を強化する事”
得意分野から能力を引き出す!
スワレやフセ、マテなどのコマンドを教える時には沢山のポイントがあります。1つ前のブログでご紹介したのは、『とにかくイヌに分かりやすくする』ということ。コマン...
今回は3つ目。
“オスワリ”や“フセ”、様々なコマンドの指示をしっぽを振りながら目をキラキラさせて、まるでゲームのように夢中になってする犬がいます。このようにコマンドを犬が楽しめるようにするにはどのようにすれば良いのでしょうか。
それは、【犬が自らすすんで望ましい行動をとった時に報酬を与える】という事です。
まったく同じ報酬であっても、受動的にさせられた行動によるものよりも、能動的にした行動による報酬に対して犬は大きな反応と興味を示すのです。つまり、餌で誘導したり押さえつけたりしてオスワリをさせてから報酬与える場合と、犬が自然に座るまで待って報酬与えるのではその後の犬のやる気や他のコマンドを覚える速度が大きく変わってくるのです。
用意された道を通ってばかりいた動物には選択の余地がないために何事においても積極的に取り組めなくなるという傾向があります。対して自らの行動を選択し、その結果良い事が起こるということを繰り返し経験した動物たちはどんな困難にも解決策を見出し、我慢強く、意欲的に行動出来るようになります。
同じ動作を教え、同じ事が出来るようになったとしても、そのやり方次第でその犬の精神状態は大きく変わります。答えを見つけるまでに時間はかかると思いますが、根気強く犬が正解を見つけるまで待ってあげましょう🐖🐖🐖❣
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