散歩のいらない犬なんて存在しません。
散歩嫌いな犬は確かにいます、でもそれは人間が不自然な散歩のさせ方をさせてしまったからです。
仔犬の頃にあまり外に連れて行ってもらえなかった。
立ち止まると抱っこされたり、おやつをもらったりしていた。
通常犬は外が大好きだし、走ったり、においを嗅いだり、他の犬とあいさつをしたり、飼い主と一緒に遊んだり、ただのんびり歩いてみたり・・・そんなことに幸せを感じているはずです。
犬のためだからと、毎日の義務となってしまっている人たちがしている【散歩】は人にとっても犬にとっても辛い状態です。
限られた時間で決められたコースを早足でササっとこなす。
せっかくの貴重な時間なのに、もったいないです。
リラックスしていない飼い主さんの気持ちは間違いなく犬に伝わっています。
今だけを生きている犬にとって、心が今にない飼い主さんの姿はどんな風にうつるのでしょうか。
犬は、私たちと自然とをつないでくれる存在です。
どうせ外を歩くのならば、犬のための散歩と思わずに、自分が心を落ち着けるための旅だと思ってみましょう。
大きな木々や小さな自然に目を向けて、鳥や虫の声に耳を傾け、時には一緒に座って空を眺めてみてもいいかもしれません。
もうすぐ秋、夕方のお散歩は最高に気持ちがいいものです。お仕事で遅くなる方、夜も月が出ていてとてもきれいです。
犬と歩くと、いつもと違うものが沢山見えてきます。
私たちの精神状態は犬とリンクします。
穏やかな気持ちを心がけていれば犬も徐々に穏やかになります。
今日のお散歩では何が見つかるか、楽しみですね🐕🌾🌕
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